TOKIOと私
4月25日17時22分。
大学の友人からLINEが来ていた。
『生トマトちゃん、大丈夫、?』
TOKIOと私
見た最初、
『すげぇデマが流れたもんだな』
そう思って、
一応、
動悸がした、
でも、
まずは、事実確認、
そう思って、
Twitterを開く、
デマじゃない、
デマじゃない、
デマじゃ、、
リアルだ、現実だ、事実だ、
でも、
事実なのか、
その瞬間は信じられなくて、
でも、なんか現実味がなくて、
なんか、
なんか、
なんか、
所詮、
私なんか、
ずっとTOKIO一筋で、ずっと応援してきた人より、そんなに想いは強くないし、TOKIOが大変な時期とか知らないし、TOKIOの長い歴史のほんの3年ほどしか、CDだって最近のを買ってるぐらいだし、DVDも1枚買ったぐらいだし、私なんかがショック受けるのはなんか変かなぁ、私よりたくさん応援してきて、たくさん彼らを知っていて、支えてきた人たちがいる中で、こんな、こんなのが、ショック受けて、なんか、変だよなぁ、
でも、
普通に通学中に気分上げるために、
バイト行きたくないときのメンタルの武装として、
世の中すべてが上手くいかない時の栄養剤代わりに、
彼らの音楽に、
歌声に、
演奏に、
少しなりとも、
励まされてきた身としては、
本当にショックだったし、
期待していたもの、
楽しみにしていたもの、
何もかも失うのか、
なんにも考えがまとまらない、
頭は処理能力を超える、
ずっと考えがまとまらず、
ずっとずっと、
とりあえず、えっと、まずは、えー、、
ひたすら繰り返してた。
でも、泣けなかった、
自身では、
『自担じゃないし、TOKIOはアイドルで好きってわけじゃないし、音楽が好きで、別に、そう、別に、』
とひたすら唱えていた。
ひたすら。
翌日、4月26日14:00、会見があり、
こちとら授業中だが悪い子なので、イヤホンをしながら会見を見た。
彼が思っている、
感じていることよりも、
事実がどうなのか、
をただ知りたかっただけだった。
ものすごい私事で申し訳ないが、
その午前中の調理実習で包丁を落とす。
その際、
私の脹脛をかすめ、
脹脛を切る、
病院へかかる、
『あれ、案外ショック受けてたんだな、私』
4月27日、4月28日、4月29日、4月30日、
時は無情にも去る、
流れる、
その間にも、
滝沢歌舞伎の当落、調理実習、アルバイト、
私の日常はほとんど変わらずに、
いつも通り過ぎていく、
このいつも通りがいかに気持ち悪くて、
周りから取り残されていて、
世界はずっとぐるぐる回り続けて、
形容しがたい想いにずっと駆られ、
5月1日、翌5月2日14:00TOKIO4人の会見が行われることを知り、
覚悟を持たねばと思った。
でも、ファンとして、
どんな覚悟を持てばいいのかなんて、
そんな経験なんてないし、
ハンドタオルと、スマホでTV 見るためのイヤホン、
お気に入りの赤リップを頼りないが少しでもと思い武装し、
5月2日、14:00、
会見がスタート。
4人からそれぞれ経緯について、謝罪、思い、感じたこと、
これからのこと、
全部聞いたし、
耐えきれなくてそっぽ向いたけど、
イヤホンつけてるから聞こえるし、
ちゃんと向き合ったつもり。
会見聞き終えて、
頭はもっとぐるぐるするばかり、
でも時はすぎる、
流れる、
整理がつかないまま、
時は流れる。
本人たちが、いまだ整理がつかないように、
私も当然整理はつかない、
これからTOKIOにどう私が向き合っていいのか、
なんにも決まらない、
しばらく当分はこうだろう、
でも、
ひとつ、
これだけは譲れない、
そんなものがある。
どんな形であれども、
私は、
1度でいい、
TOKIOの音楽が、
生で聴きたい。
きっとそれまでは、
なんにもなかろうと、
年会費は払い続けるだろし、
根っからのヲタク思考なので、
入れれる金は入れていきたいと思う。